别瞎说啊，不称霸啊
9-19
南太平洋の要所にあるソロモン諸島が台湾と断交し、中国と国交を樹立する方向になった。台湾が外交関係を持つ国は16カ国に減り、「生存空間」はさらにしぼむ。アジア太平洋でみると、台湾が外交関係を保っていた６カ国のうちソロモンは最大国であり、残り５カ国にもドミノ現象が起きかねないとの観測も流れる。
位于南太平洋要冲的所罗门群岛与台湾“断交”，与中国建交。与台湾保持“外交关系”的国家减少至16国，台湾的“生存空间”进一步遭到挤压。在亚太地区与台湾保持“外交关系”的6个国家中，所罗门群岛是最大的国家，有观点认为剩下5个国家可能如多米诺骨牌一般倒向中国。
蔡英文：我太难了。
だが、今回の影響は、それだけではない。ソロモン諸島はちょうど、豪州の右上に横たわる。その両脇にあるパプアニューギニア、バヌアツ、フィジー、トンガはすでに中国と国交を結んでおり、援助を受けて中国の影響力が強まっている。
但是此次所罗门群岛“断交”的影响绝不仅限于此。所罗门横亘在澳大利亚东北方，其两侧的巴布亚新几内亚、瓦努阿图、斐济、汤加均已和中国建交，中国通过对外援助扩大了在这些国家的影响力。
こうした国々にソロモン諸島が加わることで、地理的にみると、豪州はアジア太平洋への出口を中国の友好国に覆われる形になってしまう。真上はインドネシア、右側はパプア、ソロモン、バヌアツ、フィジー、トンガ……。これらの国々を地図上でつなげれば、まるで豪州を包囲する「群島の長城」ができあがる。
现在再加上所罗门群岛，从地理位置上看澳大利亚面向太平洋一侧全部由中国的友好国家覆盖。正上方是印度尼西亚，右侧依次是巴布亚新几内亚、所罗门群岛、瓦努阿图、斐济、汤加……将这些国家在地图上连起来就仿佛是一座包围澳大利亚的“群岛长城”。
“群岛长城”呼之欲出
机上の空論ではない。バヌアツでは中国が大規模な港を建設中だ。フィジーには18年、軍艦などを供与し、軍事交流を深めている。パプアでも中国の支援で港や道路の整備が進む。
这并不是纸上谈兵。中国正在瓦努阿图建设大型港口。年中国向斐济赠送RFNSKacau号双体水文测量舰，深化军事交流。中国还为巴布亚新几内亚提供港口和道路建设支持。
“双体水文测量舰”
一方の米国は12年から、豪北端のダーウィンに米軍を巡回駐留させ始めている。現地の報道によると、人以上の海兵隊が駐留している。中国による「群島の長城」づくりは、こうした米部隊もにらんだ動きだろう。
另一方面，美国从年开始在澳大利亚北部的达尔文驻军。据当地媒体体报道，有名美军海军陆战队驻扎于此。中国建立的“群岛长城”可能也用来监视这些美军部队。
南太平洋の群島のひとつにすぎないと思われがちなソロモン諸島だが、その決定が米中の海洋争いにもたらす影響は侮れない。
人们往往认为所罗门群岛只是南太平洋群岛中的一部分而已，但是所罗门群岛的决定可能给中美的海洋争夺带来深远影响。
日文原稿：日经新闻
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